一時期万年筆の動画が流行ったことがありましたね。改造エラボーの動画です。
あれはどんな改造をしてるのかわかりませんが、普通のエラボーではあんな字は書けません。
じゃあ何なら書けるか。答えはフォルカン。
もともとM1000でも柔らかさが物足りないと感じていたので、超軟調のフォルカンは試してみたいペンの一つでした。
特徴は余計な刻印のないつるんとしたペン先と、なんといっても両側面がえぐられた特徴的なニブ形状。こんな形状ならば柔らかいのは当然のことです。もちろん地金の厚みが一番大きな因子ですが。
このとても柔らかいペンは筆圧をかけるとペン先が面白いように開きます。それを利用すればこんな文字を書くことも可能です。例の動画のようではないですか。
初のパイロットの両用式ということで、CON70を装着しています。これの吸入機構は不思議ですね。プランジャみたいな仕組みなんでしょうか? 大容量のためまだ継ぎ足しの吸入はしてません。
使い勝手ですが、軟調ペン大好きな私でも流石にこれは柔らかすぎるかもしれません。ゆっくり落ち着いて文字を書くにはいいかもしれませんが、普段使いには少々不向き。
また、軟調ゆえか書き出しスキップがひどいです。ペン先を見る限り馬尻などのような変な形状にはなっていないのですが……インクとの相性でしょうか。ペンクリ持ち込みも考えたほうがいいですね。
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