パーカー ペンラップ
http://www.pen-house.net/detail/detail02973_009.html
またロールペンケースです。ペンの保護には一番なので、やっぱり自然とロールペンケースを選んでしまいます。
質感はなかなか。色もなかなか。多少紫っぽく見えないこともないですが、そんなに気になりません。欲を言えば巻くための紐は別素材だったほうがアクセントになったかも。
ちょっと失敗したと思った点がひとつ。ロールペンケースの巻き方向です。
以前購入したペンクルスウェードポケットはペン挿し込み口を上とした場合、巻物のように右側からほどいていくタイプでした。これを以下、右巻きと呼びます。それに対して今回買ったペンラップ。これは左側からほどいていくタイプです。左巻きと呼びます。
右巻き
左巻き
この右巻きか左巻きか。ロールペンケースを使用する上でかなり使い勝手に影響のある要素であると私は考えています。以下は私が右利きであるということを念頭に読んでください。
さて、すでに巻かれているペンケースからペンを取り出すことを考えてみましょう。ペンケースの紐を外し、ほどいていきます。ここでペンを取るわけですが、右手で取るならば当然ペンも右にあったほうが取りやすい。左巻きではペンは左側に出る上、まだ巻かれている部分が邪魔となります。おまけに必要以上に解けぬよう押さえておくべきである巻かれている部分は右側。左手では押さえにくい。さらに左巻きではペンケースをほどく際、左手にはペンケースの端を引っ張り、右手では巻かれている部分をほどいて送り出すという作業が割り当てられます。それがペンを取り出す段では右手はペンを取り出す、左手はまだ巻かれている部分の保持です。両方の手に持ち替えが生じます。右巻きでは左手に持ち替えは生じません。
次はペンケースを机に置いておく場合の話です。私はペンケースを机に置く場合、ほどけている側を手前、まだ巻かれている側を奥側に配置します。ペンケースの場所は机の左奥です。右巻きならばこの状態ではペン挿し込み口が右側を向くのです。ここで右手でペンを抜くならばペンをつかんだ状態で右に抜けばいい。しかし左巻きならばまるで逆。挿し込み口は左を向き、ペンを抜く場合は右手を左に伸ばしてペンをつかんだらさらに左に抜かなくてはいけません。
些細なことと思うでしょうか。しかしこれらの動作、繰り返すのは一度や二度ではありません。こういった些細なことの積み重ねが生産性の低下につながるのです。
当然左利きの方であれば、上の文章はそっくり逆になります。
これらの理由から左巻きを敬遠していたのですが、今回は確認がおろそかでした。しかしこれはペン収納数がたったの3本。上に挙げたデメリットも巻く長さが短ければゼロとはなりませんが軽減されます。ひとまずこれはこれでよしとしましょう。
また、このペンケースにはペン脱落防止用のフラップが付いていません。なのでペンケースを巻いた状態のままでペンの取り出しができてしまいます。邪道な使い方ですが、そんな使用方法も悪くないかもしれません。
KC Design レターナイフ
http://www.pen-house.net/detail/detail06533_004.html
カッコイイ! 届いたときにまず思ったのはそれでした。持ち手のクォリティがとても高いです。
樹脂のマーブル模様は見ていて飽きませんし、上下の金属部分に彫られた花は彫りが深く非常に立体的。切れ味はレターナイフですし良くはありませんが、とにかく意匠がすばらしい。ほかの製品も欲しくなってしまいました。
ルビナート ブロッター
http://www.pen-house.net/detail/detail09101_009.html
長らく欲しいと思い続けてきたブロッターを購入しました。ついでに替えの吸い取り紙も。これは思ったよりも小さい。これならば持ち歩くことも苦ではないかもしれません。
……ほかは特にこれといって書くこともありません。ごく一般的なブロッターです。
インクフローの多い万年筆を使っていると、想像以上にブロッターが欲しくなることが多々ありました。これからはインクが乾くまで待つ時間も必要なくなったわけです。実用品としていいものを買ったと思います。
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