2011/11/15

823プランジャー式でインクを一杯まで吸入。

 パイロットの万年筆、カスタム823はプランジャー吸入式という珍しい吸入方式を採用しています。これの利点は珍しかったり面白かったりを除けば、なんといっても吸入できるインクの多さ。尾栓によってインクタンクを遮断しなければ、気圧差によってインクが溢れでてくる危険があるほど。
 しかしそのプランジャー吸入式ですが、普通に吸入操作を行うだけではインクタンクいっぱいまで吸入されません。


 もうすこし入るんじゃないか? 結構な人がそう思うようです。私も例外ではありません。せっかくの大容量インクタンク、破線のところくらいまで吸入できたらいいのに……。
 そこで実際に一杯まで吸入できる方法を考えた人がいます。ググるとちょこちょこ出てくるようです。

・方法1


 まずピストンを一番下まで下ろします。そこから、ペン先を上にした状態でピストンを上げていき、インクタンク内の空気を全て排出します。そこでインク吸入。
 この方法ですが、私は苦手です。まず空気排出段階でペン先からインクが飛び散ってしまいます。それをティッシュでカバーしながらピストンを上げていくというのは難しい……。さらにモタモタしているとインクタンク内と大気圧の気圧差が小さくなっていってしまい、結果普通に吸入するよりも少ないインクしか吸えない、という事態が起こってしまいました。

 もうちょっと何か別の方法はないもんか……。と思っていたのですが昨日思いつきました。どうして今まで思いつかなかったんだ、こんな簡単な方法が……と思ったくらい単純です。方法2です。

・方法2


 普通は最初にピストンを一番下まで下げますが、こちらでは残っているインクの液面ぐらいまでしか下げません。そしてそこから普通に吸入。
 こちらの利点はまず方法が簡単なことです。インクも飛び散る可能性はありません。
 欠点は、この方法で効果が出る残存インク量の幅が狭いことでしょうか。一度普通に吸入して更に、という場合は気圧差を生じさせる気体の体積が小さくなるため、追加で吸入できる量もあまり期待できません。回数を多くすれば吸入できるとは思いますが。あんまりすっからかんな状態でも普通に吸入するのと大した違いがなくなるので、この方法をとったことによる効果は薄くなるでしょう。丁度、画像と同じくらいのインクが残っているときが効果が出やすいような気がします。
 どのみち「そろそろ吸入しておくかな?」と感じたときに一発で多くのインクを吸入できるので、大した欠点でもないと思います。あくまで私の吸入タイミングでは、ですが。

 しかしこの方法2、昨日思いついただけで実際には一回しか試行していません。その一回では普段の吸入量よりも目に見えて多くのインクを蓄えられたのできっと効果があるのだろう、と思ったに過ぎません。
 ですから上に挙げた利点欠点も予測です。あしからず。

0 件のコメント:

コメントを投稿