2010/11/21

LAMY2000FPの掃除してたら

ふと思い立ってL2kの掃除をしたのです。
そうすると、首軸と胴軸の継ぎ目、キャップ嵌合のための出っ張りがあるところからインクが出てくる。たまに手が汚れていたのはここから漏れ出たインクか! これはきっちりと洗うしかあるまい!


そうして上の画像です。
分解手順はとってもカンタン! 首軸をねじって外し、ペン先をペン先側から押してやればこの状態。
この状態で水につけてみると、出るわ出るわ。首軸のネジ部から、前に入れていたカリビアンシーと今使っている夕焼けの混合インクが。
しかし、洗っても洗ってもじわじわ出てくる。こういう時は超音波洗浄器が欲しくなりますが、私は持っていないので仕方なくキムワイプでぬぐいます。するとどうやら、金属のメネジ部分と外周の樹脂部分の隙間にインクが溜まってしまっているようです。


この隙間を拭うたびにキムワイプが汚れていきます。ひたすら拭う、拭う……。
さすがにすべては拭いきれませんね。ある程度でよしとしました。

分解して分かったのが、このペンがどうやってこのネジ部へのインク流出を防いでいるか。それはOリングのようにペン芯に長方形断面のゴムリングを入れ、ネジの締め付けによる圧力で防ぐというもの。この方式で現にこうして漏れているということは、あまり信用ならない方法なのかもしれません。吸入時の圧力に耐えられないというくらいなら充分有り得そうです。
ちなみに、分解して全貌があらわになったペン先にはちゃんと「LAMY」や「B」といった刻印が入っていました。LAMY2000は通常時ではペン先の太さはどこにも書いてありませんが、新しいモデルならば分解すればわかるということですね。

さて、私が使っているLAMY2000は、ペン先の裏が銀一色の最新モデルです。以前のモデルからの変更理由が、「インク漏れ対策のため」。対策済みの設計でこれということは、以前のモデルではどのような設計になっているのでしょうか……。

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